ある日突然、妻が行方不明になってしまったら、残された夫や家族は大パニックになってしまいますよね。
なぜ妻は行方不明になってしまったのでしょうか。失踪にはどんな原因があるのでしょう。
今回は妻が家出や失踪により行方不明になる原因や、妻が行方不明になったときに夫がすぐにすべきこと、そして妻が帰ってきたらどのような対応を取るべきか、詳しく解説していきます。
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なぜ妻が行方不明になってしまったのか、その原因をすぐに言えますか?
前日に夫や子供と大喧嘩しているなど、わかりやすい原因があれば納得もできるかもしれませんが、ほとんどの場合、妻は突然いなくなってしまいます。
では、妻はどんな原因から突然行方不明になってしまうのでしょう。
うつ病は精神疾患の一つで、いわゆる心の病です。心の病気なので、パッと見ただけではうつ病なのかどうかわかりません。
日ごろのストレスからうつ病を発症してしまい、家族も気が付かないうちに悪化して家を飛び出してしまうことは珍しくありません。
うつ病が原因で行方不明になる場合は、自殺を考えて失踪している可能性もありますので、一刻も早く見つけ出さなければ危険です。
夫から身体的暴力や言葉の暴力を受けている妻は、それに我慢できなくなって行方不明になることがあります。
このケースだと、夫から探されないように「捜索願不受理届」を出している可能性があり、不受理届を出されていると警察は捜査することができません。
もし、子供や親御さんが奥さんを探し出して夫から保護したいという場合は、探偵に人探し調査を依頼するしか見つけ出す方法はないと言えるでしょう。
妻が浮気している場合も突然行方不明になることがあります。この場合だと、一緒に逃げる浮気相手が存在しますので、綿密に逃げる計画を立てている可能性があり発見するのが困難になります。
浮気相手とともに綿密な計画で失踪している場合は、自力で見つけ出すのは難しいので、人探し調査を得意としている専門の探偵に調査を依頼するのがベストです。
また、浮気が夫にバレて夫と口論になって行方不明になったケースでは、ヤケになって自殺を図ろうとすることも考えられますので、一刻も早く捜索の手配をすべきです。
子育てが忙しい時期だと育児ノイローゼになっていることがあります。育児ノイローゼが酷くなると、すべてを投げ出してしまいたくなり、家を飛び出すことがあります。
「子供を置いてどこか遠くへ行くことはないだろう」
と考えるかもしれませんが、育児ノイローゼが酷くなると自殺を図るケースもあるので、甘く考えるのは危険です。
女性の社会進出が増えてきている現代では、男性同様、女性も会社や仕事のストレスから行方不明になるケースが増えてきています。
会社では、
・ノルマに対するプレッシャー
・上司からのパワハラ・セクハラ
・同僚からの嫌がらせ
・労働基準法に違反するレベルの残業量
など、様々なストレスの原因があります。
これらを発散できずにため込んでいると、ある日突然行方不明になることがあります。このケースでもストレスからうつ病を発症している可能性があり、できるだけ早く発見しなければ自殺するリスクがありますので早急に対応する必要があります。
借金が原因で行方不明になっている場合は、本人は取り立てから逃げるために本気で隠れているため、見つけることがかなり困難です。
残された家族は代わりに取り立てに悩まされることも多いので、できるだけ早く見つけ出すのが良いでしょう。
自分で探しても見つからなければ探偵に依頼して人探し調査を行ってもらうのがお勧めです。
確率としてはかなり低いですが、事件や事故に巻き込まれて行方不明になってしまうことも考えられます。
特に犯罪に巻き込まれている場合は捜査開始までの時間が経てば経つほど発見が難しくなってしまいますし、命の危険も出てきます。
もし、妻の私物で持ち出されたものがほとんどなく、自分の意思で行方不明になっているわけではないとわかったら、すぐに警察や探偵に相談して捜索を開始すべきです。
妻が行方不明になったら、いかなる原因であってもすぐに捜索を開始すべきです。その理由を以下に解説していきます。
どんな理由であれ、妻が夫に行き先も告げずに家を飛び出すのは相当な覚悟があってのことか、もしくはそれほどまでに追い詰められてのことです。
当事務所でもこれまで数多くの行方不明になった人の人探し調査を行ってきましたが、行方不明者を発見した際に自殺をするためのロープや大量の睡眠薬を所持していたというのは珍しくありません。
それほど行方不明になる人たちは自殺を考えているのです。発見が遅れてしまうと本当に自殺をする可能性が高くなりますので、手遅れになる前に捜索を開始してください。
捜索を開始するのが遅れると、それだけ手掛かりが少なくなりますし、足取りが掴みにくくなります。
捜索を開始するまでの時間が長ければそれだけ遠くに行ってしまう可能性も高くなりますので、捜索の範囲が広がり、発見が遅れてしまいます。
妻がいなくなってしまったら、できればその日中に探偵に人探し調査を依頼するのがベストです。
女性や子供が失踪すると行方不明になっている間に事件や犯罪に巻き込まれてしまう危険がとても高いです。
最初は自分の意思で行方をくらましていても、失踪の最中に事件や犯罪に巻き込まれ、自分の意思で帰れなくなってしまうことも考えられるのです。
「失踪者の行方は最初の7日間が勝負!」というのは警察でも探偵でも共通している認識です。
原因不明の失踪をしている行方不明者の半数以上が失踪から7日以内で発見されており、逆に7日以内に発見されない場合はかなり危険な状態と言えます。
妻に命の危険が及ぶ前に、問題を放置せずただちに捜索の手配をすることが大切です。
この時「人騒がせなことをして、どうせかまってほしくて行方不明になっているんだろう」という夫の思い込みから捜査をしないケースもありますが、自殺など手遅れになる危険性が極めて高いです。
問題を甘く見ずに、妻が行方不明になってしまったらすぐに対応するようにしてください。
妻が行方不明になったら、一刻も早く発見することを考えるべきです。妻を探し出すために夫がすべきことを説明していきます。
まずは部屋などに書置きがないかどうか確認しましょう。
書置きがあれば、自分の意思で行方不明になっているので、事件や事故に巻き込まれている可能性は消えます。また、書置きに行方のヒントが隠されていることもありますので、捨てずに保管しておいてください。
家の中に妻が残していった私物を確認してください。
お金がどのくらい持ち出されているのか、貴重品は持って行っているのか、下着や衣類はどのくらい持って行っているのか確認することで、何日間家出するつもりかだいたい予想ができます。
長期での失踪を考えていそうであれば、行動範囲が広くなる可能性がありますので、すぐにプロによる捜索を開始したほうがいいでしょう。
妻がSNSやブログをやっているのであれば内容を確認してみてください。
投稿内容に行方のヒントが隠されていることもありますし、頻繁にSNSでやり取りをしている人物がいれば何か貴重な情報を持っている可能性がありますので、話を聞いてみる価値があるでしょう。
妻がよくいく場所や思い当たる場所などを探しに行ってみましょう。普段からよく行っているスーパーや商業施設、カフェなども足を運んで店員さんに話を聞いてみてもいいでしょう。
また、妻の友人や地元の幼馴染のところに逃げていることもありますので、連絡を取って聞いてみるのも必要です。
妻がスマホを持ったまま行方不明になっているのであれば、たとえ連絡が返ってこなくても電話やメールを送り続けてください。
使用している機材によってはGPS機能で居場所を突き止めることができる場合もあります。
妻と交友関係にある人に対してはできる限り多く連絡を取ってみてください。
・古くからの友人
・地元の友人
・子供つながりのママ友
・会社の友人
・妻の習い事関係の友人
など、少しでもつながりがあり、友人関係にある人に連絡をして妻の行き先を知っているか手掛かりを聞いてみてください。
妻が行方不明になるケースとして、夫になにも告げずに実家に帰っている場合が少なくありません。
妻の実家に妻がいなくなったことを伝えるのは気が引けるかもしれませんが、妻がもし実家に身を寄せている場合、夫から何も連絡がないのも印象が悪いです。
また、実家に帰っていなくても、実家の家族や親族であれば妻が行きそうな場所の手掛かりを多く把握している可能性が高いので、捜索の協力をお願いしましょう。
妻の勤務先に連絡し、妻が会社に行っているか、会社には休みの連絡を入れているかを確認してください。
また、会社で何か大きなトラブルがなかったか、会社での人間関係はどうだったのかも聞いてみると手掛かりがつかめるかもしれません。
妻が行方不明になったら、警察に行き行方不明者届を提出し、捜索を依頼することも大切です。
事件性が高いと判断されれば警察もすぐに捜査を開始してくれます。ただし、事件性がない、緊急性が低い、と判断されると、警察はなかなか積極的には探してくれません。
また、万が一妻から捜索願不受理届が提出されていると、警察は動くことができず捜索はしてもらえないです。
参考記事:家族が家出!警察に行方不明者届を出す場合に必要な知識と警察の対応
妻からの書置きがあり自分の意思で行方不明になっている場合などは、警察は捜索をしてくれませんので、探偵に人探し調査を依頼するのがベストです。
探偵は自分の意思で行方不明になっている場合でも事件性がない場合でも、調査の依頼さえすればすぐに捜索を開始してくれます。
また、捜索方法も警察に引けを取らない技術がありますので、安心して調査を任せられるでしょう。
参考記事:探偵の人探し調査はどんな方法?プロの方法と自力でできる人探しの方法
無事に行方不明になった妻が帰ってきたら夫としてあなたはどう対応すべきでしょうか。
妻の失踪を繰り返さないために大切なことをまとめておきます。
妻が行方不明になって、心配で心配でたまらない思いをしていた反動で、つい妻を問い詰めてしまいがちですが、絶対に辞めましょう。
妻は思いつめた結果、行方をくらましていたのです。まずは、無事に帰ってきてくれたことを感謝して、「自分は帰ってきてもいいんだ」と安心させてあげてください。
行方不明になった理由を探ってみてください。家出をした理由がわからないと、問題を解消できずにまた行方不明を繰り返してしまう可能性があります。
家出の原因が家庭にあるのか、夫にあるのか、仕事にあるのか、それを正確に把握することで妻を守ることができます。
家を出た理由を正確に把握出来たら、家出を繰り返さないための対策を考えましょう。
妻が家を出た理由にもよりますが、たいていの場合は夫が妻のことをしっかりと見てあげて、感謝の気持ちや愛情をわかりやすく示してあげれば防ぐことができます。
たとえ仕事を理由とした家出であっても、帰ってきて夫からの愛情をしっかりと感じ取れていれば家出という選択は取らないでしょう。
行方不明という事態を繰り返さないためにも、二人でこれからの対策を考えてみてください。
妻が突然行方不明になった場合の原因や取るべき対応をお伝えしてきました。
夫は普段、家の外で必死で仕事をして帰ってくるので、妻の様子の変化にあまり気が付かないかもしれません。しかし、妻が知らない間に思いつめて行方不明になり、失踪中に命の危険が及ぶことも考えられます。
まずは妻が行方不明になった原因を探りながら早急に捜索依頼をし、無事に見つけ出すことを考えてください。
自力での捜索はかなり困難だと思いますので、探偵など人探し調査のプロに依頼し、スピーディーに見つけ出すことをお勧めします。