



事業に失敗した夫が、何も言わずにいなくなった。電話はつながらない。仕事関係者からは連絡が来る。生活費や子どものことまで、すべてが残された家族にのしかかります。
「逃げた」と責める気持ちと、「生きていてほしい」と願う気持ちが入り混じるのは当然です。

事業の失敗だけで、長期の失踪や自死を断定することはできません。仕事、家族、体調、第三者との関係など、複数の事情を考えます。
参考記事:夫が借金を残して失踪。家族に返済義務はない?失踪した夫を探し出す方法
夫が失踪したら、すぐに以下の行動を取るようにしてください。
家に残された物は、捨てたり動かしたりする前に、全体が分かる写真と一覧を残します。本人の端末、メール、SNSへ無断で入らないでください。
通帳、印鑑、身分証、薬など、持ち出した物と残した物を記録します。持ち物だけで失踪の長さや目的は決めつけられません。
書き置きや手帳など、正当に確認できる範囲の情報は状態を変えず保存します。本人の端末やアカウントへ無断で入ってよいとは限りません。
連絡する相手は、直前に会った人や普段から相談していた人など、必要な範囲に絞ります。
会社の事情や借金を広く伝えず、最後に連絡を取った日時、普段と違う言葉、行き先を聞いていないかだけを尋ねてください。
仕事関係では、連絡が取れないことを知る必要がある責任者へ、最後の出勤、予定、移動手段など必要な事実だけを確認します。
従業員全体へ事情を広げず、本人の名誉と会社の情報を守ってください。
倒産したショックで何もしたくないと感じると、実家に帰って心を休めたいと思うケースもあります。夫の実家に連絡して実家に行っていないか聞いてみましょう。
実家へは、訪ねていないか、最近連絡がなかったかを確認します。繰り返し連絡すると本人を追い詰める場合もあるため、連絡方法と回数を家族で決めてください。
行きつけの店、よく出かける場所、思い出の場所を書き出し、最後の目撃場所から優先順位を付けます。一人で危険な場所へ入ったり、私有地へ立ち入ったりしないでください。
自死をほのめかす言葉、遺書と思われる内容、危険物の持ち出しなどがあれば110番へ連絡してください。
危険を示す書き置きがあれば、内容を変えずに保存し、警察へ伝えてください。
警察に捜索願を出しても捜索してもらえない、もしくは捜索してもらえているがなかなか見つからないといった場合は、人探しのプロである探偵に依頼することも有効です。
探偵社スプラッシュは、警察で捜索が進まなかった相談にも向き合い、法令の範囲で確認方法を組み立てます。
参考記事:探偵の人探し調査はどんな方法?プロの方法と自力でできる人探しの方法
利用できる制度や要件は、家族構成、収入、届出状況で変わります。生活保護、児童扶養手当などを記事だけで判断せず、お住まいの自治体へ現在の状況を伝えてください。
離婚届不受理申出、離婚手続、失踪宣告などは要件と効果が異なります。本人の所在確認とは分け、弁護士や自治体の窓口へ相談してください。
最悪の事態を決めつけず、具体的な危険の兆候と手掛かりを確認してください。
私の調査経験では、時間とともに目撃の記憶や移動の手掛かりが確認しにくくなります。早い段階で情報を時系列にしてください。
警察への相談と民間調査を並行できる場合があります。結果を約束せず、できることを一つずつ進めます。
今分かっていることを、そのまま短く書いてください。
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