怪文書でお困りの方、犯人を特定されたい方向けの対策方法をお教えします

人探し・行方調査コラム
人探し・行方調査コラム

反抗期の中学生が家出する原因と捜索方法|反抗期による家出の防止策

カテゴリ:人探し 失踪 行方不明

中学生の娘、息子が家出してしまったら心配になりますよね。中学生というと、子供と大人の中間で反抗期を迎える子供も多く、家出が多発する時期だとも言えます。

 

反抗期の中学生が家出する原因は何なのでしょうか。また、どうやって捜索すればいいのでしょうか。

 

今回は、中学生の家出に焦点を当てて中学生の家出の特徴や原因、捜索する方法など詳しく解説していきます。

 

もし、ご自身のお子さんが家出してしまっても、焦らず今回の記事を参考に、冷静に対処してください。また、「反抗期の家出だからどうせすぐに帰ってくるだろう」と安易に考えることも危険ですので、冷静かつ迅速に対応することが大切です。

 

Contents

中学生の家出の特徴

「中学生なんてまだまだ子供。家出したって行く当てもなくすぐに帰ってくるに違いない」と侮ってはいけません。

 

中学生は子供から大人に移る移行期間でもあり、大人な考えをすることもあります。また、反抗期を迎える子供も多く、親を困らせるために勢いで家出している場合もあります。

 

そんな中学生の家出は、一般的な大人の家出とは違った特徴もありますので、以下で確認していきましょう。

 

行き先は友人宅であることが多い

大人の家出だと、家出の行き先は実家であることやネットカフェ、ホテルなどの場合が多いのですが、中学生の家出の場合、行き先は友人の家であることがほとんどです。

 

クラスで仲の良い友だちの家や、親も知っていて口うるさく言わない家庭に行っていることが多いです。

 

友人の家に家出しているのであれば、身の危険はないので安心ですが、ファミレスやゲームセンター、ネットカフェを行き先とする家出になることもあります。そのような場所で居座っていると良からぬ事件に巻き込まれる可能性もありますので、「きっと友だちの家に行っているのだろう」と決めつけて安心してしまうのも危険です。

 

スマホを持っていく

スマホは中学生にとっては友人たちとコミュニケーションを取るための大切なツールですし、SNSにハマっている中学生も多いです。そのため、家出先にはほぼ確実にスマホを持って行っています。

 

スマホを持って行っているのであれば、ダメ元でも連絡を取り続けて、心配していることを伝えることも重要です。

 

ただ、稀なケースではありますが、家に帰らない固い覚悟を持って家出をしている場合はスマホをあえて置いていく場合もあります。その場合は、かなり深刻なケースですので、早急に警察や探偵に相談して少しでも早く捜索を開始すべきでしょう。

 

たいていは数日で帰ってくる

中学生の家出の場合、多くが突発的な思いつきで家出していることがほとんどなので、2,3日で帰ってくる場合が多いです。友人の家にいてもさすがに1週間もいれば相手の親から何か言われるでしょうし、ネットカフェなどに泊まっていてもお金が持たなくなります。

 

逆に、数日経っても帰ってこない場合は、事件や事故に巻き込まれた可能性も視野に入れてすぐに捜索を開始したほうがいいでしょう。

 

親に自分の気持ちをわかってもらいたいがための家出

中学生が家出してしまうのは、親に対して不満を持っていたり、親に自分の気持ちをわかってほしいという気持ちがあったりすることが原因になっていることが多いです。

 

本気で家から出ていきたいというよりも、家から出ていってしまうくらい、自分は不満を持っている、ということを親にアピールしたいのです。

 

家出した時の親の対応によっては非行少年になってしまうことも

家庭や学校に不満を持っていることを親にわかってほしくて家出していることが多いため、家出した時の親の対応は中学生の子供にとってとても重大な意味を持っています。

 

家出をしたのに探してももらえず、心配もされていないと実感すると、その後、非行に走ってしまう危険性が高いです。

 

家出中に事件や事故に巻き込まれる危険性も考えなければいけませんが、家出に至った子供の気持ちを考えてあげないと、家出から無事に帰ってきても問題が解決されることはなく、何度も家出を繰り返してしまうようになるでしょう。

 

中学生が家出する原因

中学生の子供が家出をする原因は、家庭問題と学校問題、人間関係の大きく分けて3つです。

 

この章では、家出の原因をより詳しく見ていきましょう。

 

両親の厳しさに不満がある

親は子供のことを本当に想って厳しくしつけをしているのでしょうが、反抗期を迎えている中学生の子供にとっては親の厳しさに耐えられなくなってしまうようになります。

 

親からすれば「まだまだ子供なんだから、私たちが守ってあげなければ」という思いからいろいろと口出ししてしまうと思いますが、反抗期の子供からすると「いちいち鬱陶しい」「親なんかいなくても一人で生きていける」という気になってしまい、家出の引き金になってしまうのです。

 

家庭環境に不満がある

両親が離婚した、父親が暴力を振るう、夫婦喧嘩がいつも絶えないなど、家庭環境に問題がある場合も家出に至るケースが多いです。

 

中学生は多感な時期なので、夫婦の間に問題があったとしても子供への気遣いを忘れないようにしたほうがいいでしょう。

 

学校でのいじめ

学校でいじめに遭っているのが辛くて家出をするケースもあります。いじめのことを相談したくてもなかなか両親に相談することは反抗期の中学生にとっては難しく、一人で抱え込んだ結果、家出という選択肢を取ってしまうのです。

 

いじめ問題が深刻な場合、家出先で自殺を考えてしまうこともあり得ますので、家出したとわかったらすぐに捜索を開始すべきです。

 

学校の勉強が嫌だ

いじめはかなり深刻な問題ですし、その辛さは両親も理解してあげられると思いますが、時には「明日の授業に行きたくない」「今度のテストが憂鬱だから嫌だ」「嫌いな先生の授業は出たくない」など大人からすると些細な理由から家出に至るケースもあります。

 

「そんなことを理由に学校を休むなんて、絶対にダメ!」と親から言われることがわかっているからこそ、家出して現実逃避したいと思うのでしょう。この場合だと、学校に出かけたと思っていたのに実は家出していたということも可能性もあります。

 

友達とずっと遊んでいたい

友達とずっと遊んでいたいがために家出するケースもあります。この場合は、友達の家に滞在しているか、ゲームセンターやファミレスなどで遅くまで友達と遊んでいることが多いです。

 

友達と一緒なら安心だと思うかもしれませんが、中学生同士でたむろしていると犯罪グループに目を付けられて犯罪行為の片棒を担がされる危険性もありますので、家出を放っておくのは危険です。

 

恋人とずっと一緒にいたい

中学生は彼氏、彼女ができ始める年齢でもありますので、初めてできた恋人と舞い上がってずっと一緒にいたいと思い、家を飛び出しているケースもあります。

 

純粋に一緒にいたいというだけならいいのですが、親が恋人について厳しく反対しすぎてしまうと、より反抗的になって駆け落ちを考えてしまう可能性もありますので、恋人ができても否定しすぎるのは危険だと言えます。

 

 

家出して数日しても帰ってこない場合はすぐに捜索する

中学生の家出は、2,3日の数日で帰ってくることがほとんどだということはすでにお伝えしました。大人になりかかっていると言っても、中学生はまだまだ子供です。家出をしても一人で生きていくことは難しいので、すぐに帰ってくることがほとんどです。

 

もし万が一、数日で帰ってこないのであれば事件や事故に巻き込まれたなど、自分の意思に反して家出が長引いている可能性も考えられます。

 

「放っておけばそのうち帰ってくるだろう」と安易に考えるのは危険ですので、手遅れになる前に、すぐに捜索を開始すべきです。

 

自力で捜索する

子供が行きそうな場所を自力で探してみるという方法があります。自力での捜索方法については次の章で詳しくお伝えします。

 

ただ、自力で探して見つからないと思ったら、自力の方法にこだわらず、プロに捜索を依頼することが大切です。

 

周りの目を気にして大事にしたくないからと自力での捜索にこだわっていると、発見が遅れて取り返しがつかなくなることもあります。

 

参考記事:家出人の探し方|探し方のコツと家出人探しを探偵に依頼すべき理由

 

警察に捜索願を出す

自力で捜索することに加えて、警察に捜索願を出しておきましょう。

 

事件性がある場合や、犯罪に巻き込まれる可能性がある場合などは警察も積極的に捜索を行ってくれます。特に精神的にも肉体的にも未熟である中学生の家出であれば積極的に捜索してくれる可能性はあるでしょう。

 

ただ、自分の意思で家出をしていて事件性がない、危険性が低い場合の行方不明者は、警察ではなかなか捜索をしてもらえないので、もしも警察が動いてくれないと思ったら、探偵など民間の機関に相談することが必要になります。

 

参考記事:家族が家出!警察に行方不明者届を出す場合に必要な知識と警察の対応

参考記事:家族や大切な人が家出した!警察に相談した時の対応と警察以外の相談先

 

探偵に人探し調査を依頼する

警察が積極的な捜索をしてくれない場合は、すぐに探偵に人探し調査を依頼することをお勧めします。

 

探偵であれば、たとえ事件性がなくても調査依頼をすればすぐに動いて捜索してくれますし、専門的な知識や捜索方法で発見の確率もスピードも格段に上がります。大切なお子さんを無事に発見するために探偵に調査の相談をしてみるといいでしょう。

 

家出した反抗期の子供を自力で探す方法

子供が家出したからと言ってすぐに事件に結び付けることはあまりないですよね。だからといって放置するわけにもいきませんので自分ができる捜索方法を実践してみましょう。

 

ただし、すでにお伝えしたように、自力では発見できなさそうだと感じたら、すぐに人探しのプロに相談することが重要です。

 

残していった私物を確認する

子供が何を家に残していって家出したのかを確認することで、すぐに帰ってくるつもりなのか、長期の家出を想定しているのかがある程度判断できます。

 

あまり考えたくないケースとしては、子供が自殺を考えていて部屋から遺書が見つかるケースもあります。万が一遺書が見つかったら自力での捜索に加えて、警察への相談、探偵への調査依頼を進めるべきでしょう。

 

なお、遺書には家出の行き先の手掛かりや家出の原因についても書かれていることが多いので、警察や探偵にも見せておくといいです。

 

スマホを持って行っていれば連絡を入れる

中学生の家出の場合、スマホを持って出ていることが多いので、持って行っていれば連絡を入れるようにしてください。

 

親に心配させたくて家出していることも多いので、初めは連絡しても無視されることが予想されますが、根気よく連絡が返ってくるまで連絡を入れ続けてください。

 

このとき、電話やメールで怒ったり感情的になったりしないことが大切です。優しく、心配していることや早く帰宅してほしいということを語り掛けるようにしましょう。

 

中学校の先生や友人たちに聞き込みをする

子供が通う中学校の先生や友人たちに連絡を取って、行き先を知らないか聞いてみましょう。

 

「迷惑がかかるかもしれない」「大事になったら嫌だな」と思うかもしれませんが、今は子供が無事に帰ってくることが最優先なので、恥ずかしがらずに捜索の協力を要請するのがいいでしょう。

 

SNSをチェックして手掛かりをつかむ

現代の中学生の多くは何かしらのSNSをやっていることが多いので、SNSをチェックするのも有効な方法です。

 

SNSに家出先の手掛かりになる画像や文章を投稿している可能性もありますし、SNS上で頻繫にやりとりをしている友達が誰かもわかります。SNS上でやりとりをしている友人が家出先について知っている可能性もありますので、連絡を取ってみるのもアリでしょう。

 

行きそうな場所を実際に探してみる

中学校までの道やその道中にあるお店や公園、コンビニなど子供が行きそうな場所に出向いて実際に歩いて探してみる方法も有効です。

 

そこで本人がすぐに見つかることも多いですし、何かしらの手掛かりがつかめるかもしれません。

 

家出した子供の捜索を探偵に依頼するメリット

今現在、事件や事故に巻き込まれていないとしても、家出中に事件や事故に巻き込まれる可能性もありますよね。

 

それに、事件や事故に巻き込まれていなくても親としては子供が家出したら心配でたまらないはずです。一刻も早く子供を見つけ出したいのであれば、探偵に人探し調査を依頼することを強くお勧めします。

 

ここでは、探偵に子供の捜索を依頼するメリットについてお伝えしていきます。

 

依頼すればすぐに捜索を開始してくれる

子供が家出してしまったら、まず警察に届け出ることを考えると思いますが、警察は事件性がないと判断した場合、積極的に捜索をすることはありません。

 

一方、探偵であれば人探し調査の依頼を受ければ、それが事件性がない家出であってもすぐに捜索を開始してくれます。

 

「警察に捜索願を出したのに取り合ってもらえなかった」「対応が遅くてなかなか捜索を開始してくれない」という場合には探偵に依頼することでスピーディーに解決してもらえるでしょう。

 

発見確率が格段に高い

探偵は警察顔負けの調査力を持っていますので、これまでの調査のノウハウやスキルを活かして少しの手掛かりからでも子供の行き先を掴める可能性があります。

 

自力で捜索した際に掴んだ手掛かりを事前に探偵に伝えておけば、さらに発見までのスピードを上げることができるでしょう。子供が安全に帰宅するためにも、探偵に依頼して発見までのスピードと発見確率を上げることが重要です。

 

家出の再発防止にも協力してくれる

子供が家出先から無事に家に帰宅することももちろん大切ですが、子供が再び家出しないように、再発防止策を考えることも同じくらい大切です。

 

探偵は、家出事件を多数解決しているため、どうすれば家出の再発が起きないかを良く知っています。

 

子供が何に不満を感じて家出してしまったのか、これから何を改善すれば再発防止につながるのかを一緒に考えてアドバイスしてくれるのも、探偵に調査を依頼する大きなメリットだと言えるでしょう。

 

反抗期による家出を防止するためには

反抗期の中学生が家出してしまうのはよくあることですが、できれば家出は未然に防ぎたいですよね。

 

家出を防止するためにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。

 

普段からコミュニケーションを取る

反抗期を迎えると、なかなか子供と密にコミュニケーションを取ることは難しくなってしまうでしょう。

 

しかし、それでも普段から少しずつでもいいのでコミュニケーションを取ることが大切です。今日学校で何があったのか、最近悩んでいることはないかなど、答えてくれなくても「悩みを親に話してもいいんだ」ということを伝える意味で会話をするように心掛けてみてください。

 

親の価値観を押し付けない

どうしても子供に対して親は自分の価値観を押し付けがちです。

 

もちろん、親の意見は子供に伝えていいのですが、それを押し付けて子供の考えや意見を否定してはいけません。考えや意見だけでなく、子供のファッションや付き合う人間関係についても一方的に否定しないようにしましょう。

 

子供も一人の人間であり、自分の所有物ではないということをしっかりと認識して接していくことが大切です。

 

子供に大切に思っていることを伝える

中学生の子供が家出をするのは、親からの愛情を確認したいという意味もあるのでしょう。そのため、反抗期の子供が家出するのを防ぐためには、子供への愛情を普段からしっかりと伝えておくこともとても意味のあることです。

 

親からの愛情を感じられていれば、子供も親に心配をかけたくないという思いが芽生えますので家出という選択肢は考えなくなるでしょう。

 

まとめ

今回は反抗期の中学生の家出についてお伝えしてきました。子供が家出していることに気付いたら、すぐに捜索を開始することをお勧めします。

 

自力で捜索することも大切ですが、警察や探偵など専門機関に相談することも重要です。

 

ただし、警察の場合は事件性がないと判断した場合は積極的に捜索してもらえませんので、一刻も早く見つけたいという場合には探偵に人探し調査を依頼するのがベストでしょう。

 

家出人の手掛かりや足取りは時間が経てば経つほど消えていってしまい、ますます捜索が困難になってしまいます。無事に見つけ出して後悔しないためにも、できるだけ早く探偵に相談し、捜索を開始してもらうようにしてくださいね。

 

ご相談