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人探し・行方調査コラム
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不登校の息子が家出した!捜索する方法と家出をさせないための対処法

カテゴリ:人探し 失踪 自殺 行方不明

息子が不登校になっているだけでも悩ましいのに、それに加えて家出までされては、親としては参ってしまいますよね。

 

しかし、不登校の息子が突然家出をするというのは、決して珍しいことではありません。

 

不登校の子供が家出をする理由は様々ですが、本人にとっては大きな悩みを抱えて家出までしているので、早急に見つけ出さなければ自殺を図る可能性もあり手遅れになってしまう恐れもあります。

 

そこで、今回は、不登校の子供が家出をしたときにどのように捜索をするべきなのか、自分で探す場合はどのような方法があるのか、そして一刻も早く捜索しなければいけない理由について解説していきます。

 

また、今後家出を繰り返さないための予防策についてもお伝えしますので、お子さんが不登校になっているご家庭の方はぜひ参考にしてみてください。

 

Contents

不登校の息子が家出をする理由

子供がなぜ家出をしてしまったのか、すぐに答えることはできますか?

 

不登校の子供たちが家庭でどのような気持ちで過ごしているのか、考えたことはありますか?

 

不登校の子供が家出をする理由を理解しておくことで、家出から帰ってきてからの親子関係をスムーズに改善できるきっかけになります。

 

家にいると登校しろと言われるから

親としてはついつい「甘えてないで学校に行きなさい!」と言ってしまいがちですが、不登校の子供にとって登校しろ、学校に行けと言われるのは大きなプレッシャーになります。

 

何度も親から登校しろと言われると息苦しさを感じ、家から逃げたくなるのです。

 

自分がダメな人間だと思わされるから

学校に行かなければいけないことは、本人が一番よくわかっています。

 

前日に学校に行く用意をして、「明日こそは学校に行く!」と決めていても、どうしても翌朝になると起きられない、ベッドから出られない、頭が痛い、お腹が痛い、となってしまうのです。

 

それが続くと、自分はなんてダメな人間なんだと感じてしまいます。それに加えて親からも不登校について言われると、ますます自分がダメに思えてきて逃げ出したくなるのです。

 

腫れ物に触るように扱われ居心地が悪いから

不登校の子供を持つ親は、最初のうちは学校へ行ってほしいと子供を説得し、あらゆる手段で子供とコミュニケーションを取ろうとしますが、不登校がしばらく続くと腫れ物に触るかのように接するようになることが多いです。

 

それは子供も感じ取りますので、家にいるのがとても居心地が悪く感じてしまい、家出を考えるようになるのです。

 

家出をすれば新しい道が開けると思うから

家出をする子供の中には、家出をしてどこか知らない場所に行けば新しい人生が待っていると考えてしまうケースもあります。

 

実際には家出をしても現実は大きく変わらず、逆に自分の無力さを実感してしまうのですが、不登校で思いつめてしまうと非現実に逃げたくなるのでしょう。

 

このような理由で家出をし、無力さを実感してしまうと中には自殺を考えてしまう場合もありますので、早急に見つけ出すことが重要になります。

 

息子が家出してしまったら早急な捜索依頼を!

もし、不登校の子供が家出をしてしまったら、すぐに捜索の手配をしてください。具体的には警察への届け出と探偵への調査依頼になります。もし、どうしても大事にしたくない場合は自分での捜索も視野に入れましょう。

 

警察に届け出る

家出したとわかったら、すぐに警察に行って行方不明者届(捜索願)を出してください。

 

事件性が高く、命の危険があると判断されればすぐに警察も捜査を開始してくれます。ただし、逆に言えば、自分の意思で家出をしたことが明らかな場合など事件性がないと判断されると、積極的な捜索はしてもらえません。

 

なぜなら、行方不明者は全国で毎年8万8千人ほどいますので、警察が一人一人捜索をするのが物理的に困難だからです。ほかにも重大な事件や事故の捜査がありますので、多すぎる行方不明者すべてを捜索することができないのです。

 

参考記事:家族が家出!警察に行方不明者届を出す場合に必要な知識と警察の対応

参考記事:家族や大切な人が家出した!警察に相談した時の対応と警察以外の相談先

 

探偵に人探し調査を依頼する

警察に行方不明者届を出しても捜索してもらえない場合は、探偵に人探し調査を依頼するのがベストです。

 

もちろん、費用は掛かってしまいますが、探偵であれば自分の意思で家出した場合や事件性がない場合であっても依頼さえすればすぐに捜索を開始してくれます。

 

また、捜索のスキルも警察に引けを取らないくらいのクオリティなので、すぐに発見してもらえるでしょう。ただ、どんなに腕のいい探偵であっても家出してから時間が経ちすぎていると手掛かりが少なくなり、発見するまでの時間が余計にかかってしまいます。

 

時間がかかると結果的に費用も多くかかってしまいますので、家出したことがわかったらできるだけ早い段階で探偵に相談しておくことをお勧めします。

 

参考記事:探偵の人探し調査はどんな方法?プロの方法と自力でできる人探しの方法

 

自分でも家出の手掛かりを探す

探偵に家出人調査を依頼すれば、きっとすぐに見つけ出してくれますが、できれば家族の方が手掛かりを見つける協力をするとよりスピーディーに発見につながります。

 

家族にしか知りえない子供の悩みや家に残された手掛かり、いつもと違った変化など小さなことでもいいので手掛かりが見つかったら探偵に共有すると良いでしょう。

 

探偵の家出人調査の費用相場

家出人を捜索する探偵の家出人調査がどのくらいの費用がかかるのか気になるところですよね。

 

費用相場としては、1週間の調査で50万~60万と言われています。

 

もちろん、選ぶ探偵事務所や、調査にかかる期間によっても変わってきますので一概には言えませんが、だいたいこのくらいの金額がかかると思っておいたほうがいいでしょう。

 

ただ、家出してからすぐに捜索を開始すれば手掛かりもたくさん掴めますし、それほど遠くには行っていないはずなので、比較的すぐに見つけ出すことができます。1週間もかからずに発見できればもっと費用を抑えることができますので、やはりできるだけ早い段階で捜索を開始するのがベストです。

 

探偵に依頼する+自分でも捜索する方法

探偵に家出人調査を依頼した後も、自分で捜索すればより早くお子さんを発見することができます。

 

では具体的にどのような方法で探せばいいのでしょうか。

 

息子の部屋に残された私物を確認する

まずは、部屋に残されている私物を確認し、何を持ち出しているのかをチェックしてください。

 

もし、長期旅行用のバッグがなくなっていたり、下着がごっそりなくなっていたりしたら、長い間家出をするつもりだということがわかります。

 

また、ゴミ箱の中に行き先につながりそうなメモが捨てられている可能性もありますので、部屋の中は細かくチェックしてみてください。

 

息子と関わりのある人物に連絡する

息子さんと関わりのあると思われる友人や知人に連絡し、行き先を知らないか聞いてみましょう。

 

行き先まではわからなくても、何に悩んでいたのかは知っているかもしれません。小さな手掛かりであっても探偵に相談していく中で発見のヒントになることもあります。

 

息子が行きそうな場所を調べる

息子が行きそうな場所に実際に行ってみることも重要です。

 

公園やネットカフェ、ゲームセンター、ファミレス、ショッピングモールなどを探してみるのもお勧めです。

 

息子のバイト先に連絡する

息子さんがバイトをしているのであれば、バイト先に連絡してみましょう。

 

家出をしてもバイトには行っている可能性もありますし、遠方まで家出をするつもりであればバイト先に休みの連絡を入れていることも考えられます。

 

息子のSNSを確認する

息子さんのSNSのアカウントを知っているのであれば、SNSを確認してみるのも多くの情報を得られる可能性があります。

 

SNSに投稿している内容から居場所のヒントが得られるかもしれません。また、SNS上で息子さんが家出をしたので探しているという内容で投稿することも可能です。

 

ただ、この方法だと息子さんが家出をしたという事実がネット上で公開され誰でも知ることができてしまいますので、SNSで捜索を呼びかける際は慎重に行う必要があります。

 

不登校の息子が家出をしないための対策

子供が不登校だと親としては心配で余計な言葉をかけてしまうことも多いと思います。

 

しかし、不登校で悩んでいるのは親だけでなく、むしろ本人が一番悩んでいることです。思い詰めすぎて家出をしないために、また、家出を繰り返さないために予防策を考えることもとても大切なことです。

 

不登校を責めない

不登校であることを責めないことが大切です。

 

早く学校に行かせたい気持ちはわかりますが、焦りは禁物です。不登校であることを責めたり、学校に行くことを強要したりすれば、家での居心地が悪くなり、家出につながってしまいます。

 

話を聞いてあげる

子供の話を聞いてあげることも重要です。あれこれ問いただすのではなく、本人が話し始めたら否定をせず、じっくり話を聞いてあげてください。

 

ときどき、うなづいて、子供が話しやすい空気を作り出すことも意識してみるといいでしょう。

 

認めてあげる

家出をするのは、自分が家の中で認められていないと感じているからでしょう。子供にも承認欲求がありますので、たとえ不登校であったとしても子供のことをしっかりと認めてあげて受け入れてあげましょう。

 

認められていると実感できれば家出なんて考えなくなります。

 

不登校も含め丸ごと愛してあげる

親は子供に無償の愛を与えることができる存在です。

 

不登校であっても、勉強ができなくても、運動ができなくても、一日中ゲームをして引きこもっていても、どんな状態であってもあなたのことを愛しているとわかってもらいましょう。

 

親からの無償の愛を感じれば、子供は少しずつ悩みを解消していってやがては不登校も治ってくるかもしれません。

 

家での居心地を良くする

不登校も立派な家族の問題ですが、家庭内で夫婦喧嘩が多い、嫁姑の争いが激しい、などの問題はありませんか?

 

子供にとってみれば、家庭内で喧嘩が多かったりすると居心地が悪く、家から出たいと思ってしまいます。特に、両親が自分の不登校の問題について言い争っているのを聞くのは子供からしたら辛くなるばかりです。

 

家出を予防するためにも、家庭の雰囲気を良くして居心地を良くして見ましょう。

 

まとめ|家出人の捜索は早期依頼がマスト

登校拒否をしている子供が家出をしたら、すぐに捜索を開始すべきというのはすでに何度もお伝えしています。

 

捜索が遅れてしまうと、手掛かりがどんどん少なくなってしまうので、発見までの時間が余計にかかってしまいます。発見が遅れると、その分費用もかさんでしまいますし、家出中に事件や犯罪に巻き込まれてしまう危険性も高くなります。

 

また、家出の理由によっては自殺を考えている可能性もありますので一刻も早く捜索を開始し、発見しなければいけません。

 

もちろん、自力で捜索することも大切ですが、やはり探偵という人探しのプロに調査を依頼するのが確実でしょう。当事務所でも人探し調査には力を入れており、これまでにも多くの実績を積んでおります。無料相談は随時実施しておりますので、大切な人が家出してしまったらお気軽にご相談いただければと思います。