いつものように帰宅したら、妻が家出していた・・・
突然、妻がいなくなってしまった・・・
こんなとき、残された男性はパニックになりますし、どうしたらいいかわからなくなりますよね。最近では、「プチ家出」といって数日から1週間程度の短期間の家出をする妻が増えているのです。
プチ家出は数日で帰ってくるため、「放っておけばそのうち帰ってくるだろう」と甘く考えてしまう夫も少なくないのですが、正しく対処しなければ、家出を繰り返してしまうようになったり、大人であっても家出中に事件や事故に巻き込まれてしまったりというリスクもあります。
今回は、プチ家出する妻の心理や、妻にプチ家出されたときに夫が取るべき行動、妻のプチ家出を誘発するような普段のNG行動について解説していきます。
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365日、休みなく家事や育児をしなければいけない妻たち。「株式会社サンケイリビング新聞社」が、485人の主婦に対して行ったアンケート調査によると、93%の主婦が「1人で自由に過ごせる時間が欲しい」と回答しています。
育児に対するストレスを感じたときや家事や育児に協力しない夫に不満を感じたとき、夫婦喧嘩をしたときなどに、家出したいと感じるようです。主婦業は、夫から「仕事」として認識されにくく、どんなに大変であっても「お前はずっと家にいられていいな」などと理解を得られにくいため、妻は1人でストレスを抱え込みやすいのです。
ストレスを一人でため込んでいって、ある日突然、その我慢の糸がプッツンと切れた時に家出に及びます。
妻のプチ家出はどこの家庭にも起こりえることで、決して他人事ではないのです。
妻がプチ家出してしまう理由を以下にまとめていきます。
妻がプチ家出してしまう理由として一番考えられるのは、家事や育児に嫌気がさしてしまったからです。家事と育児を両立して休みなくこなしていくのは、夫が思っているより相当きついのです。
また、初めての育児などで育児ノイローゼになっている場合は自分の心を守るために家出している可能性もあります。
夫が家事や育児に協力してくれないという不満からプチ家出するケースもとても多いです。
夫が仕事から帰ってきて当たり前のようにご飯を食べて疲れてそのまま寝る・・・ということを毎日繰り返されると、妻はかなりイライラします。
思い当たる節があるのであれば、妻が帰ってきたときにきちんと謝ることが大切です。
夫といえど、もともとは赤の他人なわけですからずっと一緒にいて生活を共にするのは意外とストレスがたまるものです。
たまには一人になって独身時代みたいに自由に過ごしたいとプチ家出するケースもあります。
夫婦喧嘩をしたことで家にいたくない・帰りたくないと思い、家出をしてしまう妻もいます。夫婦喧嘩でのプチ家出であればたいてい数日で帰ってくることが多いですが、深刻な夫婦喧嘩をしてしまった場合はそのまま別居につながりかねないので、早急に探し出して家に帰ってきてもらうことが大切です。
夫からDVやモラハラを受けていることが理由で家出をしてしまうこともあります。この場合は家出というよりも自己防衛という意味合いのほうが強いので、夫が見つけて連れて帰ろうとしても拒否される可能性があります。
特にモラハラの場合、夫は気が付かないうちに妻を傷つけてモラハラ行為をしていることも少なくありません。
もしDVやモラハラが原因の家出の場合はアフターフォローも充実している探偵など専門家の手を借りるのが安全です。
夫が浮気していてそのことに大きなショックを受けたことが理由でプチ家出をする場合もあります。浮気が原因での家出であれば、とにかく謝罪するしかありませんので、すぐに捜索を開始して見つけた後にしっかりと謝ってください。
妻本人が浮気しているためにプチ家出するケースもあります。この場合は浮気相手の家に行っているか、浮気相手とどこかに滞在していることがほとんどです。
浮気している可能性があれば、探偵に調査を依頼することで妻を見つけることと同時に浮気の証拠も掴んでもらうのがいいでしょう。妻を見つけ、浮気の証拠を掴んでから妻とやり直したいのか離婚すべきなのかをじっくり考えるといいですね。
参考リンク:妻の浮気調査|AZUMINOHOYHOY
妻がプチ家出してしまったのには色々な理由があるのですが、その多くが夫への不満やストレスです。妻のプチ家出を誘発してしまう夫のNG行動にはどのようなものがあるのでしょう。
NG行動について把握しておくことで、妻のプチ家出を繰り返してしまうのを防ぐことができます。
日本では、まだまだ「家事と育児は女の仕事」という認識が根強く残っています。しかし、女性の中には結婚した後も仕事を続けたい人も増えていて、結婚したことで単純に妻の負担が増えているだけになっていることも少なくありません。
夫が家事や育児に協力しないことは、妻のストレスをどんどんためて家出を招いてしまうのです。
仮に夫が家事や育児に協力してくれなくても、夫から感謝の言葉をかけられるだけで妻の気持ちはだいぶ落ち着きます。
夫から「いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう」「育児大変なのにいつもありがとうね」とちょっとした感謝の言葉をかけてもらうだけで妻は救われるのです。
反対に、妻が家事や育児をしてくれることを当たり前だと思っていて感謝しない態度を取られると、遅かれ早かれ妻はプチ家出を実行してしまうでしょう。
夫は仕事に出かけて外に出て息抜きもできますし、時には一人で飲みに行ったり趣味を作って一人で没頭したりできるでしょう。
しかし、子育てをしている妻は一人になれる時間はほとんどありません。たまには妻を一人にしてあげて「お母さん」や「妻」から解放してあげることが大切です。
妻が一人になれるように協力してくれていない夫だとプチ家出を招いてしまう可能性があります。
「俺は外で仕事して稼いできてるんだ。俺は疲れてる。俺は大変だ。」というアピールが強い夫は妻に家出されても仕方ありません。
自分ばかりが大変な思いをしていると考えていて、妻をサポートするどころか妻の話を聞いてあげない、相談事にも耳を貸さない、愚痴も聞いてくれないという夫の行動は妻の気持ちをどんどん冷めさせてしまいプチ家出を誘発するのです。
ある日突然、妻がプチ家出して出ていってしまったら、どうすればいいかわからずパニックになってしまうでしょう。
妻がプチ家出をしてしまった場合、どのようにして妻を探せば良いのかこの章で夫が取るべき行動を解説していきます。
まずは妻に連絡をしてみましょう。電話しても出てもらえないでしょうし、メッセージも返信がないかもしれません。
しかし、LINEなどメッセージを見たかどうかわかるものを使えば無事かどうかは確認できます。
そして、もし電話に出てくれたりメッセージの返信があったりした場合は、妻を責めないことが重要です。妻は基本的に、夫に不満やストレスを抱えているために家出をしているので、夫に責められればますます家に帰ってこなくなります。
絶対に感情的にならず、謝るべきことはしっかりと謝って、話し合いたいこと、無事に帰ってきてほしいことを伝えてください。
妻がよくいくスーパーやショッピングモール、公園など思い当たる場所はすべて探しに行ってみてください。
プチ家出の際は近くのビジネスホテルやマンガ喫茶、ネットカフェ、道の駅などに滞在していることが多いので、そういった場所も探しにいくといいでしょう。
妻の友人や知人、職場の人たちなど妻が信頼しているであろう人に連絡を取ってみて居場所について心当たりがないか、家出の原因を知っていないかなどを聞いてみてください。
また、実家に家出している可能性もあるので実家にも連絡してみましょう。
ただ、友人や実家の場合は妻の家出に協力していることもあり、「居場所は知らない」と言われてしまう可能性もあるので、相手の反応に注目して聞くといいですね。
妻がSNSを利用しているのであれば、妻のSNSをチェックしてみてください。もしかするとSNSに居場所の手掛かりになるようなものを投稿しているかもしれません。
また、投稿内容から心の内を察することもできるでしょう。
家出する前の妻の様子がおかしかったり、精神的に追い詰められていた可能性があったりする場合は、警察に捜索願を出して捜索を依頼するのもアリです。
ただ、警察は事件性がないと動いてくれないことが多いので、警察に相談しても取り合ってくれないときは他の方法で探すしかありません。
警察が事件性がないと判断すると積極的に捜索はしてくれませんので、探偵に人探し調査を依頼しましょう。
探偵は人探しのプロですので、警察顔負けの調査力で妻を探し出してくれます。また、アフターフォローがしっかりしている事務所に依頼すれば、発見した後も家出を繰り返さないためのアドバイスやカウンセリングも行ってくれます。
家事や育児へのストレス、夫への不満などから妻がプチ家出してしまうことは決して珍しいことではなく、どこの家庭にも起こりうることです。
大切なのは、妻がプチ家出してしまってからどういう行動を夫が取るかということです。どうせすぐに帰ってくるだろうと放っておいても問題は解決しませんし、大人だからといって甘く見ていると思いもかけず事件や事故に巻き込まれることもあり得ます。
妻が家出先で一人で考えているうちに、離婚を検討し始めてしまう恐れもあります。
家出してしまってからできるだけ早く捜索を開始し、無事に見つけ出すことが何より大切なのです。そして、無事に帰ってきたら普段の妻への態度や言動を見つめなおし、家出を繰り返さないように気を付けていくようにしてください。
妻の家出調査や帰ってきてからのアフターフォローについては、ぜひ当事務所の無料相談でお問い合わせください。