人探しをしているのに、なかなか見つからないと悩んでいる方は、探偵に依頼することも検討しているでしょう。
探偵は人探しのプロですが、それでも難易度があまりにも高いと探偵であっても見つけられないのではないかと不安になってしまいますよね。
今回は、探偵でも見つけるのが難しい難易度の高い人探し案件の特徴や、難易度の高い人探しを成功させるために必要な情報、そして、難易度の高い人探しを依頼すべき質の高い探偵の選び方について解説していきます。
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行方不明になってしまった大切な人を探す際、SNSやインターネット、ビラを配るなどして自分で人探しをすることがあるかと思いますが、なかなか見つからないですよね。
そんなとき、人探しのプロである探偵に依頼することを考えることが出てくるかもしれません。
しかし、探偵であっても見つけられないのではないかと心配している方も多いのではないでしょうか。まずは、本当に探偵が頼りになるのか、彼らの人探し成功率を見ていきましょう。
探偵に人探し調査を依頼した際の成功率は、おおよそ70%～90%ほどと言われています。かなり高いですよね。
もちろん、捜索対象者が意図的に身を隠していたり、海外に逃げてしまったりという状況だと、どうしても見つからないケースは存在しますが、それでも自力で探そうとするよりは断然探偵に調査を依頼したほうが発見の確率は上がります。
探偵が人探しを得意としているのは、長年のノウハウと経験があり、探偵独自のネットワークを使って人探しを行えるからです。さらに最新の機材やプロならではの長期間の張り込みなどで素人ではなかなかできない調査を行ってくれるため、難易度が高くても発見の確率をあげることができるのです。
人探しを探偵に依頼することで、発見できる可能性がかなり上がることはもちろん大きなメリットですが、それ以外にも人探しを探偵に依頼するメリットはあります。
・見つけた対象者に対して法的措置をとりたい場合も対応してくれる
・問題を根本的に解決するためのアドバイスがもらえる
例えば、お金を貸していた相手が失踪してしまって探してほしいという依頼や、詐欺被害にあったので犯人を捜してほしいという依頼の場合、見つけたあとの法的措置や対処法などもサポートしてもらえます。
また、家出してしまった家族や友人の捜索を依頼した場合、見つけることはもちろんのこと、今後家出を繰り返さないようにカウンセリングを行ってアドバイスをしてくれます。
依頼する探偵にもよりますが、質の高い探偵であればこのようなアフターフォローまでしっかりとしてくれますので、探偵に人探しを依頼するメリットはかなり大きいと言えるでしょう。
参考記事：探偵の人探し調査はどんな方法？プロの方法と自力でできる人探しの方法
自力ではなかなか見つからない人探しは探偵に依頼するのがいいとご説明しましたが、行方不明になってから年月が経ちすぎているケースや、顔も分からず名前も不明確な人を探したいなどの難易度の高い依頼は引き受けてもらえないのではないかと不安な方も多いでしょう。
実際、事務所によっては難易度があまりにも高いと調査を断られるケースもあります。どんなケースだと断られてしまうのでしょうか。
調査対象者が海外にいる可能性が高い場合、断られる可能性あります。日本全国での調査に対応している探偵事務所は多いのですが、海外での調査も対応できる事務所は多くはありません。
もし、海外での調査になると初めからわかっているのであれば、海外調査に対応している事務所を最初から探してみるといいでしょう。
探偵事務所の中には、親族以外の人探しは対応していないという方針の事務所もあります。特に、大手で宣伝などを多くしている事務所はこの傾向が強いようです。
ストーカー行為や犯罪行為の片棒を担ぐことになるのを防ぐためですが、お金を貸した相手を探したいなど正当な理由の場合は親族以外の人探しであっても対応してくれる事務所はたくさんあります。
「親族以外の人探しは受け付けられない」という理由で断られてしまった場合、他の探偵事務所に相談してみるといいでしょう。
断られる可能性のある難易度の高い人探し案件や、受け付けてはくれるものの時間がかかってしまうような難易度の高い人探し案件はどのような特徴があるのでしょう。
行方がわからなくなってから何年も年月が経ってしまっている場合、難易度はかなり上がってしまいます。
失踪から時間が経てば経つほど、手掛かりになる目撃情報などは激減してしまいますし、捜索対象者の見た目も随分かわってしまうからです。
大切な人を探したい場合は特に、行方不明になってからすぐに人探し調査を依頼するのがベストです。
探したい人の情報が少なすぎる場合も難易度が高く、探偵であっても発見に時間がかかったり、発見できなかったりする場合があります。
顔や名前、年齢、見た目の特徴などわかっていることだけでもいいので、調査を依頼する際には探偵に情報を伝えておくことが大切です。
借金取りから逃げているなどの理由で捜索対象者が見つからないように必死に隠れているような場合もかなり難易度が高いです。
意図的に隠れているような場合は、探偵に依頼する際、逃げている理由と思われることを伝えておくと、調査のヒントになるかもしれません。
人探し調査の費用は探偵事務所によってさまざまですが、調査にかかる時間がかかればかかるほど、費用も高額になっていくことがほとんどです。
なかなか見つからない難易度の高い人探し案件はそれだけ調査に時間もかかってしまいますので、費用も高額になる可能性が高くなります。
調査にかかる時間を少しでも短縮するために、依頼する際にできるだけ多くの情報を探偵に提供したり、調査を依頼した後も探偵と二人三脚で協力できるところは協力したりしてみるのがお勧めです。
参考記事：行方調査を探偵に依頼した場合の調査方法や費用相場・実際の調査事例
人探しは難易度が高くなればなるほど、成功率は低くなりますし、費用も高くなります。
高いお金を払ったのに、見つからないという状況だけは避けたいですよね。そんな人にお勧めなのが、成功報酬制を取り入れている探偵事務所です。
成功報酬制度は、調査費用が基本料金と成功報酬金に分かれていて、調査が成功した場合だけ成功報酬金を支払う料金体系です。もし調査が失敗して見つからない場合は基本料金だけで済みます。
ただ、調査内容や案件によっては成功報酬が採用できない場合もあるため、事前に問い合わせてみると良いですね。
難易度の高い人探しの場合、なかなか見つからないという状況が続いてしまいますが、そんな人探しを成功させるためにはより多くの情報を探偵に提供しておくことが重要です。
可能な限り以下の情報を探偵に伝えておくと成功率を上げることができるでしょう。
名前や生年月日、過去に住んでいた住所、電話番号など、捜索対象者の基本的なデータは重要です。名前はフルネームで、できれば漢字が分かっているのがベストです
なお、電話番号が分かっていると、自力ではなかなか見つからない人の調査も進みやすくなりますので、電話をかけてもつながらない番号や、過去に連絡を取っていた電話番号であっても用意しておくのがお勧めです。
捜索対象者の顔や体格など、外見に関する情報は必ず必要です。口頭での説明ではなく、実際の写真や画像データ、卒業アルバムなど外見の分かる情報は用意しておくことが重要です。
もちろん、できるだけ最近のものであることがベターですが、もしなければ過去の写真でもいいので用意しておいてください。
捜索対象者の働いている会社や業種、職種などが分かる場合は必ず探偵に伝えておいてください。
過去に勤めていた会社の情報も、探偵の人探しにおいてとても重要な手掛かりになりますので、もし現在の勤務先が分からなかったとしても、過去の勤務先がわかるのであれば必ず伝えてくださいね。
趣味に関する情報も人探しにおいては役に立つことがあります。
探偵は、趣味に関係するイベントやお店など、捜索対象者が出没しそうな場所で張り込みをして見つからない人を発見することがあります。ちょっとした趣味などの情報が他の基本的な情報と合わさって、発見につながることがありますので、「こんな情報、役に立つのかな」と思っても、念のため探偵に伝えておくことをお勧めします。
捜索対象者の交友関係ももしわかっていれば探偵に伝えておいてください。SNSでのつながりや持っている写真などを元に、捜索対象者と仲が良さそうな人をピックアップしておくといいですね。
仲の良い人たちに聞き込みをして行方のヒントを得られることもあります。
「借金に悩んでいた」
「仕事に悩んでいた」
「家庭環境に悩んでいた」
など、最近何に悩んでいるかわかれば、その情報も伝えておくといいですね。
悩んでいたことをヒントに行き先を推測できることもあります。
自力ではなかなか見つからない人探しは探偵に依頼するのが一番見つかる可能性を上げることができますが、どの探偵に依頼してもいいというわけではありません。
見つからない人探しはできるだけ質の高い探偵を選んで依頼するのがお勧めです。この章では、探偵を選ぶ時のポイントについてお伝えしていきます。
人探し調査は探偵が得意とする案件の一つですが、中には浮気調査を専門に行っていて人探し調査にはあまり力を入れていない事務所もあります。
依頼しようか迷っている事務所があれば、人探し調査に実績があるのかどうか、チェックしておくといいでしょう。
インターネットで探偵を探せばたくさんの探偵の情報が出てくると思います。
中には、「成功率100％」「必ず見つけます！！」のような誇大広告と思われるような広告をしている事務所も存在します。しかし、そもそもこの世の中に100％と言い切れることはほとんどありませんので、このような誇大広告をしている探偵事務所は信用しない方がいいでしょう。
料金体系についてもチェックしておくべきポイントです。
できるだけ安い費用で調査を依頼したい気持ちはわかるのですが、相場よりあまりにも安すぎる事務所は人件費を削っていたり、追加料金で儲けようとしていたりするので、要注意です。
また、どのような場合にいくらかかるのか、わかりやすい料金プランになっているかもチェックしておくといいですね。
探偵業届出証明書とは、探偵業者が探偵業を営んでいることを公安委員会に届け出た証明書です。
この届出があるかないかで、法律を守って調査を行っている探偵かどうかがわかりますので、必ずチェックしてくださいね。
ホームページを確認すれば「探偵業届出番号」を公表しているはずですので、事前に確認してみてください。
無料相談を受け付けている事務所がほとんどだと思いますが、無料相談の面談場所も要チェックです。
わざわざ事務所に出向くのが面倒で、家の近くのカフェやファミレスなどで済ませたいと思うかもしれませんが、たとえ面倒であってもよほど遠い事務所でなければオフィスに行って相談することをお勧めします。
調査を依頼した後に万が一トラブルになってしまった時、事務所の所在が明らかでないと不利益を被ってしまうリスクも出てきてしまいます。事務所の所在はきちんと確認しておくといいですね。
調査のクオリティーももちろん大切ですが、自分に合った探偵を選ぶこともとても大切なことです。
見つからない難易度の高い人探しは短期間で発見できるケースばかりではなく、長期にわたる可能性もあります。そうなると探偵と頻繁に連絡を取り合う必要がありますので、相性が良くないと余計なストレスを感じながら調査を進めていかなければならなくなってしまうからです。
どんな調査をしてほしいのか、どんな情報が欲しいのかなどあなたの要望をきちんと正確に理解してくれて、人柄も信頼できる探偵に依頼することが調査成功にとっても大切なのです。
難易度の高い人探しは自力で探し続けても見つからないことがほとんどです。絶対に見つけたいという場合は、プロの探偵に依頼するのがベストでしょう。
行方が分からなくなってから時間が経てば経つほど見つからない可能性も高くなってしまいますので、できるだけ早く探偵に相談してみることをお勧めします。
今回ご紹介した探偵の選び方や、探偵に提供しておくといい情報が、あなたの人探しを成功させていただけるヒントになってくれれば幸いです。
