カテゴリ:未分類
現在、2020年3月の倒産数が740件、失業者176万人、自殺者1700人だったのに対し、リーマン・ショック時は倒産数1200件、失業者330万人、自殺者2700人。
という数字らしく(ココカラ様の記事より引用)
そもそもコロナ自粛で、営業すらままならない飲食業の事など考えると、リーマンショック時より倒産、失業者、自殺者が増えるのでは無いかと思います。
このようになってしまうと、当然夜逃げ、失踪なども増えていくと予想されます。
そこで今回は「夜逃げ」にスポットを当てて話していければと思います。
Contents
はっきり言って夜逃げには、メリットは全くと言っていいほど無いです。
夜逃げするという事は、借金などお金のトラブルで首が回らなくなった人たちが殆どですが、
夜逃げしたからと言って、借金が帳消しになる訳ではありません。
たしかに催促などは見なくて済むかもしれませんが「見なくて済む」だけです。
ちなみに借金の時効は5年ですが、5年逃げ切れば大丈夫と思っている人は要注意です。
これは、貸主が何もしなかった場合です。
貸主も当然馬鹿では無いので、時効がかからないように手続きします。
そうなると、最低でも15年逃げなければいけません。
その間に、
住民票がなく、健康保険にも入る事も出来ず、免許の更新、ローンも組めない、引越しも出来ない、まともな就職が出来ないといったデメリットがあります。
20歳で夜逃げをしても、35歳までは逃げ続けなければいけません。
一番良い時期が、逃亡生活になってしまいますね。
また逃亡生活の間、上記のようなデメリットがある中で生活していく事は困難を極める事になります。
借金があっても命までは取られませんので、しっかりと向き合ってキチンと精算した方が良いでしょう。
逆に夜逃げをされた場合は、どうなるでしょうか?
まず、困るのは大家さんですね。家賃の回収は出来ない可能性が高く、かつ残地物の片付けや、部屋の補修費用など全て大家さんが支払う事になります。
また部屋の契約書に夜逃げされた場合の対応が書かれていない場合、勝手に残地物を片付けると後々夜逃げした相手と裁判になった場合に負けるケースもあります。
次に、例えばお金を貸していた友達が夜逃げした場合、これは殆ど泣き寝入りになるケースが多いでしょう。
ただ、貸していたお金が、数万円というなら諦めはつくかも知れませんが、数百万円といった単位になると、仕方がないでは済まされませんよね。
夜逃げに関しては、逃げる方も逃げられた方にもデメリットしかありません。
特に、逃げられた方は、自分で調べようにも、手がかりがなく、あたふたしてしまうかと思います。
そんな時が来ない方がもちろん良いですが、もしそんな時が来てしまった場合には、弊社の無料相談を是非ご利用下さい。
手がかりが無いと思っていても、意外と逃げた先が分かる情報を見落としているケースがございます。